休日のオムレツ作り
時間に余裕のある休日の朝食にオムレツ作りはどうでしょうか。
男性がトライするには打ってつけです。
何せ時間がかからない、道具も面白い。
写真のオムレツはツーエッグ。
冷蔵庫に入っているのは冷たいので、しばらく出しておいた方が良い。
小さなボールに卵を割り、カラザを除く。
塩はパラパラ、
胡椒は、プジョーの胡椒引きで2-3回。
できれば、白コショウが卵には目立たなくて、よい。
今回はブラックペッパー。
切れ味が気に行って居る。
白味と黄味が混ざるようにかき混ぜる。
泡立つほどにはしない。
クリーム、牛乳を入れてもよいというが、無い方がベターに思う。
ここの均一感が焼いても出てくる。
白味を切らない方が良いという記載も見るが、ブチ感が残る。
あとは、好きなやり方を見出せばよい。
フライパンはテフロンの20cm径のもの。
このサイズが良い。卵が広がりすぎないサイズ。
以前にオムレツ用の鉄フライパンを合羽橋で購入した。
週末程度だと、やはり使いきれず、焦げ付いてしまう。
管理しきれなくて、やはりテフロンが便利。
ガス台に火をつけてフライパンを乗せる。
ガスは強火。温まってきたら、バターを引く。
3cmx3cmx1cmでしょうか。
今回は無塩バター。まろやか感が違う。
これが味を決めるのでマーガリンなどで代用などしない。
四角のブロックで購入したものが良い。
フライパンが温まっていれば、速やかに溶ける。
2個を一機に入れる。
勝負はここから。
左手でフライパンを持って前後に振る、右手は卵を高速でかき回す。
外に出ないほどだが、スピード勝負。ただし、ガス台には着いたまま。
熱いフライパンに卵が焼かれたのをはがす感じ。
液体からドロドロ状態に変わってくる。
箸を入れた時に卵が切れて、フライパンが見えるようになる段階に(その前でよい)。
そうしたら、柄を持ち上げ、手前の卵を3分の一を折る。
次に、卵をフライパンの奥の円弧に沿って持ち上がるように柄を右手で叩いて折り返す。ここがポイント。
でも、ここである程度折れたらそれでOK。
あとは、お皿を持って柄を持ち上げると奥縁から卵を転がり落とすと自然に丸まっている。
両端を箸で整えれば写真のようになる。
液体卵からフライパン上で半熟卵が移動できるようになった時点で攪拌を終了すればよい。
オムレツの表面が見えるようにケチャップは、下に置いたが、真ん中に引いた方が見栄えは良いでしょう。
ビーフシチューをかけるというのもあるが、わたしはケチャップの爽やか感で好きだ。
ポイントは、内側のトロッと感です。卵がフライパンと接して固まった多数のヒラヒラが液体卵の間に浮いているのが見えるかです。そのために強火と高速攪拌。
家族がいる人には、皆さんに週末は作ってあげるて上達すればよい。
わたしは5人家族で、しばらくそれをやっていた。
やりだしたら、上達のために何度でもやりたい。
ちなみに、日本橋の洋食屋たいめいけんのオムライスというのがある。
これは、チキンライスの上にオムレツがのったものだ。3エッグかもしれない。
これをそこで食すのもいいが、お店の横にラーメンを立ち食いで食べる入り口がある。
正面の右手路地を入ったところだ。
そこは、厨房の横のカウンターだ。
そこでラーメンを頼んで、中の厨房を見るのは楽しい。
もちろん、この技術が見える。
字にすると長くなったが、卵を割ってから食べるまでは短時間が良い。
こんな安くて充実した娯楽はない。
自慢の一品にしてください!