不思議と美味しいお酒に
暮れごろにウォッカを購入した。
ストリチナヤの500ml。
人もくるのでモスコミュールくらいにすれば飲んでしまうだろうと。
実際にはこれまでジントニックを家で飲んでいたのに比べるとあまり進まない。
そのまま飲んでも美味しくはないし。
ここから実験のスタートです。
家で豆をミルで引いてコーヒーを淹れているので豆がある。
ジャム瓶にウォッカ+コーヒー豆(今回はエチオピア豆)を瓶に1摘み入れて1週間くらい置いた。
いい色に全体が黒茶に色づいた。
試飲するとコーヒーの香りが結構出ているがインパクトは大きくない。
あまりうまく行かないので、牛乳や生クリームなどを入れて再トライ。
何をやってもこんなものかな。うまくなし。
捨ててしまおうかと思ったが、瓶に氷砂糖を5-6粒くらい入れて蓋して、3日経過。
瓶からスプーンでウォッカとコーヒー豆をグラスに移した写真です。
ちょっとスコッチのような色をしています。
右がウォッカ+コーヒー豆+氷砂糖を仕込んだ小さめのジャム瓶。
だいぶ黒いです。氷砂糖は既に溶けている。
なんと、これがうまいのです。
砂糖を入れたことで全体がまろやかになったし、お酒としてのコクがでた感じ。
カルアのようにこってりで、牛乳を入れる前提のお酒とは異なりさっぱりとした感じ。
もう、ウォッカでしょという存在は消され、単にコーヒーというよりはちょっとウィスキーにも似たような。そういえば、ワインなどの味の表現にコーヒーというのが出てくるし、何か共通のテイストにも感じる。
チョコレートのお供にも耐える。
結果的には、梅酒の漬け方と一緒になった。焼酎がウォッカに代わり、青梅がコーヒー豆に代わったに過ぎない。そうすると、そんなに邪道な方法でもなさそうな気がしてきた。いろいろなものへトライもできそうだ。
そこで、ジャム瓶のコーヒー酒はそのまま継続して変化を見るとして、まだ半分程残っているウォッカボトルでも作ってみることにした。コーヒー豆を投入した後に氷砂糖を・・・
ところが氷砂糖がボトルの口を通らない。予想外の展開。
慌ててグラニュー糖に変更。
後はまた1週間、2週間楽しみに待つ事にしよう。