啓蟄を過ぎた田んぼの活気
冬ごもりをしていた虫がこの時期になると這い出して来るようだ。
既に4日を過ぎているがいつもながらジョギングに出た。
先週までは干からびた田んぼ跡の光景しか見えなかったが、
本日はトラクターに乗って田んぼを耕している様子があった。
暖かくなった陽気に誘われて田んぼでも活動が始まるのだなと感じた。
加えてそのトラクターの周りにはカラスが30羽あまりが耕される田んぼに立ち、群れを成している。そんな光景は見た事なく、何をしているのだろうと気になった。
啓蟄なので虫が活動をしだす。カラス群は出てくる虫群を待つのではなく、掘り起こされた土から虫たちが出てくるのを狙っていたように思えた。確かにそこからの方が容易に虫を見つけられるのを分かっている。
先日テレビでカラスが水飲み場の蛇口をひねって水を飲む様子をやっていた。確かに賢くなったカラスの光景を捕らえたものだ。
確かに今年はカラスが多く、家の周辺でもカーカーとうるさい。奴らにとっても生存競争が激しくなるのは当然だろう。今回のカラス群もその一種で人間様の作業を利用して餌に有り付こうという魂胆なのではないだろうか。
とすれば人間様はカラスにこき使われているという構図だ。
啓蟄とは言え、恐ろしい事だ。