薄いコンパクトな長財布の作成
革で長財布を作ってみたくなった。
女房が使っている長財布の大きさを測り作成した。
まずは使って見ようと数日間を経験。
見ると何だかデカい。うまくカバンのポケットにもうまく収まらない。
カードは、カバンの中に落ちてしまう。
コインは落ちないが見えにくい。
そんなもんだいに出くわし、セカンドトライに。
コンセプトは、
薄くて、最小にする。紙幣(160x77)の寸法を測り、これが一つの基準に。
厄介なのがカード(86x54x0.6)。通常ある段差ポケットも厚みの要因だし、やや煩雑。
よって、平置きでどこまでできるか。3枚は見えるところに確保したい。
短辺方向に最小寸法で並べると、長財布全体の寸法を支配する。もちろん、この段階でで紙幣寸法は、財布寸法の支配要素ではなくなる。
コインの扱いは結構面倒。既に持ちたくはないが、ある時ワッと増えて困る。ズボンのポケットでジャらジャらしているのも気が引ける。よって、薄く広がって存在し、使用時の一覧性を確保したい。ファスナーは使用したくない。
よって作成したのが下の写真。二つ折の長財布(185x95)。
左には写真に撮って構わないカードは1枚しか、入っていないが、各ポケットには2枚ずつ入るので計6枚。残りはこの下のポケットに入れる。
右側は、小銭入れと紙幣入れ。当初は小銭蓋に抑えを付けようと計画したが、折り返しが安定していたので、これで十分と判断。
蓋を開けた時にコインが半分程度顔を見せることで一覧性を確保した。
紙幣が見にくいかなと思ったけど、まあ十分です。
カード7枚入れて、コイン10枚以上入った横写真。ノギスで測ると厚みは10~15mm。
このサイズだと、紳士もののワイシャツの胸ポケットに収まる(上ははみ出すけど)し、スーツの内ポケットにも苦も無く収まる。客先との会合でも、そのままスッと立って会計に行けます。そんな事ができるのも粋ではないですか。
この世はカード時代。クレジットも会員カードもみんな山ほど抱えて、カバンのような長財布を宝物のように従える。よってカバン、ハンドバックもサイズが必要。
私自身は長財布を使用した事もなく、そのメリットを享受していないかもしれない。
でも、こんなシンプルな長財布があっても良いのではないか。
使用に耐えられるか只今テスト使用中です。