革エプロンおやじ

おやじのポケットの中身を紹介していこう!

皆さん、こんにちは。革エプロンおやじです。

還暦を迎えたおやじのポケットの中身を紹介して行きます

男性目線からの生活の楽しみ方になりますが、女性ブロガーも歓迎です。

藍染め用の蒅(すくも)作り開始

タデアイを庭に植え、夏場での葉の回収を行いました。

実際には40cmほどに伸びたものを下から5cmから10cmくらいで切って、

その後、葉をちぎって袋に集める。2から3m2ほどの作付けではある。

切る手間はさほどではないが、葉をちぎるのが大変。切って、袋に入れるのに約4時間がかかる。夏場でもあり、玄関先に座って、日にさらされて大変である。この後に干しの工程があるので、雲息の怪しい時にはやらない。

これを収穫の後に追肥を行い、合計4回の収穫。4回目はお友達二人も参加してくれて時間足らずで終了することができた。ありがたい限りだ。

今年の全量が740g。かりかり、シャリシャリの葉が集まった。刈る前は緑色だが、収穫、乾燥すると黒ずんだ色にかわる。藍の影が見えてくる。

これを梨箱に手を加え、水はけの良い、保温性のある容器に改良したものを作った。新聞紙、発泡性のクッション材、Tシャツ、プラ板などを駆使して。これに同量の水を混ぜてゆっくり満遍なく混ぜる。はじめはヘラと箸での作業だったが、らちが明かず、両手で全体をかき回すダイナミックな作業になった。やっていて思ったのが、この作業、そば打ちの水回しと一緒だなと。均質に水と葉がなじんでいくように。

これが、二日もすると蓋としてかぶせていた新聞紙やプラが濡れている。内部からの主蒸気が結露している。その下の本体を触ると暖かい。内部に温度計を差し込むと40℃にもなっている。自然は凄い。乾燥させて葉に水を掛けただけなのに発熱反応だ。

発酵の始まりです。これが時間の中でアンモニア臭を放って、葉が姿を変えていく。

1か月から2か月かかるだろうか。