久びりのそば打ち
厚木ガスのそば打ちに参加した。
平塚にある名古屋という蕎麦屋の大将が講師で来ていた。
以前も道具を買ってトライした。
できたそばは、ボロボロとちぎれてしまい、最悪。
土曜日のお昼はそばだよとして頑張ったが、何か食べるものはないのかと子供に言われる始末。
それでも、アメ横で買った鰹節、サバ節から作るつゆは美味しく、それがなくなった時点で終了し、道具も物置に引っ込んだ状態であった。
そんな悲しい過去を引きずった中での久しぶりのそば。
二八そばで、粉は500g、お土産を含めて大盛で4人前。
水回し、くくり、菊もみ、つの出しまでは快調。
それから本延ばしの至るところで、あまり大きくできなかった。
つまり、以前のボロボロとちぎれるそばを思うと、広げ過ぎに躊躇した。
細くきれれば、そばらしくなることを期待した。
実際に切ってみると、きれいに均等に切れているのは、やはり太い。
食べてみると歯応えがあり過ぎ。
厚さも、幅も改善の余地が大。
つゆは抜群にうまい。これは講師が作成。海老天、シイタケ天もあげてくれた。
さて、そば知恵として得た事。
・空調は乾燥するのでつけない。
・冬はうまくできるが、夏は難しい。この蕎麦屋のそば打ち教室も夏はないという。
・水回しの状態で、最終的な水量の管理は重要。
・綿棒で広げる時には薄くなるに従って、周辺がボロボロ乾いてくる。これを気にしているとどんどん乾き、広げるのを躊躇する。どんどん広げるべきであった。
・500g粉で、80cm丸程度(板いっぱい)に広げて良いということだった。私のは60cmくらいだったかな。その分、厚かった。
・茹でる時には、手のひらに取り、端から順に鍋中に落としていく。1分ゆで。その時に鍋はかき回さない、かき回すとそばが千切れる。なるほど、これは鉄則のようだ。
・ゆであがったそばは、流水で洗う。そば粉の関係でぬるぬるが残るので、それを落とす。確かにそれを感じるが、取れているのかはうまくわからなかった。そばの余熱をとる事を言及していなかった。
・そばの場合、待ち時間はないので、粉を混ぜるところから、そばを切るところまでを一機にできる。それができれば、乾燥する前に、広げて、切るところも乗り越えられるかな。
今回のこの参加があったので、そば粉は既に家にある。あと2回くらいやるとうまくいきそうな気がする。オムレツのようなトレーニングが必要だ。ただ、昨日の昼は、お教室で一人前、夜はふたりで2人前、もう一つは冷蔵庫。これは誰がいつ食べる?
トレーニングは良いが食べ口も必要。
星の王子さまではないが、やっている本人は思い入れがあるので、固かろうが、短かろうが、どうも可愛い。ただ、周囲からみれば、世間と比較して感想を聞くまでもない。
昨日の夕飯もそうだった。
うまいと言わせて見せようではないか。