革エプロンおやじ

おやじのポケットの中身を紹介していこう!

皆さん、こんにちは。革エプロンおやじです。

還暦を迎えたおやじのポケットの中身を紹介して行きます

男性目線からの生活の楽しみ方になりますが、女性ブロガーも歓迎です。

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先日、お台場の東京科学未来館で行われていたデザイン「あ」展に行った。

NHKでも取り上げられていたという事で雨模様の天候であったが、結構な人出であった。

いろいろな文字デザインが取り上げられていたが、その中で、日本の伝統的家紋のデザインに関するものがあり、実際に書いてみようという思考であった。

そこではあまりチャレンジできる時間もなく、帰宅後にトライ。

「三つ巴」(みつどもえ)の絵が写真である。

これ自身は、下町の山車の太鼓の革面に描かれていたと記憶しているので、興味をもった。

定規とコンパスで書ける。

塗潰したのは一つにしたが、1つの円の中で小さな3つの円(実際には尾がついている魂のようなもの)が押し合っている三つ巴の絵である。

外周の円Aに対して直径E1の両端から同じ半径で半円を書いて、正6角形の対角線E2とE3を引く。

E1,E2,E3の2本に接する円C1、C2、C3を描く、円Aに最蜜充填の3円である。

次に、円C1が円Aと接する部分にC1の直径の3割アップの円をD1を描く。

同様にD2とD3を描く。

黒塗り部分は円C2部分、円C2と円D3と円Aと囲まれた部分である。

ネットに出ていたものは、C1がもう少し小さいものだったが、やや計算を試み、

これが一番最蜜充填できれいだった思う。

写真はその一部だが、コンパスを買いに行ってから三つ巴だけで7回チャレンジした。

いろいろなバランスのものも書けるので実に面白い。

昔のデザインの書き方は現代にあまり引き継がれていないようだ。

自らこうして書いてみると先人のデザイン感に敬意を払いたいと思う。

 

一方で、未来館の常設展も行われていた。ノーベル賞白川先生の展示や、生命、宇宙はヒモでできているという3D映画なども。今後の未来を見てもらいたいという思考だろうが、何を主張したいのかも見えず、なんともお粗末。箱は作ったが、その後の運営予算がないのがよくわかる。そのためにも特別展で人集めをしている。展示の終った外の会場で各自のあを書くコーナーが準備されていて、展示にインスパイアされてチャレンジしている人も多かった。素晴らしい!