行方知れずなサングラスのレンズ
今日は涼しくジョギングに行った。
いつも写真のサングラスをしている。
でもよく見ると、下に1枚のレンズが映っている。
これが、購入時についていたもの。
ジョギング終了後に、私がシャワーを浴びるのと同様に、サングラスも洗う。
その時に良くレンズが外れた。私としては奮発して買ったものなので、
外して洗えるが基本なのかなと一時は思っていた。
でも、走っている時にふとレンズに触っても落ちる感じなので、やや呆れていた。
ある時、走りながらふと、レンズは大丈夫だよねと思って触ったら、片方のレンズはない。1枚しかついていないのが分かった。
下を見てもない。
困ったと思い、100mくらい遡って探したけど、ナシ。
どうも、しばらく片目だけでしばらく走っていたらしい。
誠にカッコ悪い! でもそんな事は問題ではない。
全部戻る元気もなく、残りの道を忠実に探したがない。
もちろん、来た道のどの辺りを走ったかも全てわかっているつもりで探したがない。
それから何度かその道を歩いて探したがない。
ただ、サングラス自身には保証書がついていて、その期間内であったので、電話したら新しいレンズを提供しますという事で、色だけ指定して送ってもらった。
でも、そのレンズは、フレームにハマりもしないで、つかない。
もう一度電話した。レンズとフレームを送って下さいという事で送る。
それでレンズが付いたものが送られてきた。
それが写真のもの。色はグレー。もう落ちることはないので安心。元のレンズは調光機能があるやつで、晴天だと透過率が下がり、夕方だと透明に近づく。夕方から日没になっても走っていても違和感がなく、気に入っていた。
でも、もうそれは扱っていないようだ。
フレームへの固定にこれほどいろいろあるとは思わなかった。
私のレンズはどこに隠れていると、もう3年以上探している。
でも、出てこない。
周辺が緑で自然が多いところを走っているので、草の中に紛れたら見えないのかなと思い、意識的に芝生の上で現状使用のサングラスと生き残った調光レンズを共に撮った。
意外と調光レンズは緑の中では見難いのが分かった。
もう既に新しいグレーレンズが何の問題もなく定位置に収まっているので、今更もう一枚の調光レンズが出てきても、使ってみようという気もない。
でも、いつか、何だそこにいたのかと見つけて上げたい気がする。
レンズの一部の破片だけが見つかっても、調光機能の一致は確認できる。
面白いものが落ちているとして、拾って持ち帰ってしまえば2度とあうことはない。
でも、私なら拾う気にはならない。
ならば、たかが10kmちょっとのコースのどこかに潜んでいるのではと、
今でも期待して走っている。