手持ち用カバンの改良
手持ち用に自分で作ったカバンであったが、歩いても疲れないカバンに変身させようと決意し、写真の様に変えた。リックのように両肩に背負えるものにした。2本にベルトは持っていたので、それを転用した。
蓋部分を本体に固定する2本の３０ｍｍ幅のベルトがあったので、これを途中まで抜いて半月リングを挿入。半日使ってみたが、広すぎて肩からヒモが落ちてしまう。
もう一方で、既存の持ち手部分に四角形の金具を落ち居ていたので、そこにかけることができた。こちらの方が背中にマッチするようだ。
カバンの下端とヒモの接続はやや悩んだ。既にカバンは出来上がっているので、革を縫い付けて金具を取りつけるのは大変かと思い、マチ部分の底面と縦面に穴をあけ、斜めにねじ式の半月リングを付けた。カバン本体がよれることを心配したが、大丈夫そうである。そこにヒモの下端をひっかけることができた。
もう一つの改良点は、蓋の固定である。左右のベルトをバックルで固定することで従来から使っていた。この方法だと、開け閉めするのに時間がかかる。余裕のある時は良いのであるが。そうでないと銀行のカウンターから抱えて席まで移動する時もある。よって蓋の中央に金具を付けた。実際には蓋部分の革に楕円状の穴をあけ、金具をねじ固定。カバン本体側にリング状がついた金具を固定。リングは上下に折り曲げることができる。これを蓋側の穴金具に通し、固定できる。これだとスピーディにできる。浅草橋の金具屋に行って、ここに錠前を着けたいと相談。3人目に出てきた人がこのお店の大将で、デザインも手掛けている人。３－４種類候補が出てきて、これに決定。やや大きくて入り難いかと心配したが、実際に取り付けて見るとスムースに固定、オープンができる。ネット買いだと質感、サイズがうまくわからない事が多いが、面前の販売での選択は大変良い。
しばらく、使って来てからの使い方の変更は、うまくいくのかという心配もあったが、満足。蓋部というカバンの一番のメイン部分の後改造は、失敗すると取り返しがつかなくなる事を心配したが、無事クリア。もう少し使ってみた様子を見よう。
