革エプロンおやじ

おやじのポケットの中身を紹介していこう!

皆さん、こんにちは。革エプロンおやじです。

還暦を迎えたおやじのポケットの中身を紹介して行きます

男性目線からの生活の楽しみ方になりますが、女性ブロガーも歓迎です。

乾燥藍葉からスクモ作り

これまで2回に渡り庭で育てたタデアイを収穫し、乾燥させた。ここからこれを発酵させて、スクモ作りに入る。生葉染めでは収穫し、直ぐに染めに入る必要があるが、いつでも使える状態にするにはこれが必要だ。いろいろ調べはするが初めてのスクモ作りで緊張しながら作業を進めた。

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乾燥葉はカリカリした状態を維持している。これを一度、台所のごみ入れに用いている大きなビニール袋に入れ、葉を砕く、揉むして形状を葉の状態から砕いた葉の状態、こなの状態に近づけて、その後にこのホーロー容器に入れた状態の写真です。これを見るとそのままの乾燥葉が見えるが細かいものは下に落ちた中で大きいままで残ったものが見えているようだ。乾燥葉として250g。これを同量の250gの水を掛け、混ぜる。葉は水を吸うので、水たまりが出ないように、どの葉にも水が行き渡るように混ぜた。

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アッという間に容積を失い、既に半分程度になった。

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発酵させるにはある程度の加熱をした方が良いという事で、写真のようなお土産が入っていた容器を用いた。中はアルミの断熱シートがついている。ここに新聞を

クシャクシャにして1,2枚入れて、その上にホカロン、その上に更に新聞、そして新聞紙を落とし蓋にしたホーロー容器、そしてポケットには更にホカロン。この状態で内部は32℃ほど。

それから、朝、夕に温度測定してかけ混ぜを行った。

2日めには、38℃。

3日めには40℃

4日めには45℃まで上がった。その頃にはアンモニア臭がして来て発酵が進んでいるのがわかって来る。私の感覚では、昔にかっていた猫のおしっこの臭いだ。以前の子供部屋を雨戸、カーテンを閉めて、部屋の温度ができるだけ上がるようにした。途中で、家にあったホカロンも底をついた。

その中で、この部屋と隣の部屋は荷物だけで区切った2つの部屋になっている。隣の部屋には冷蔵庫があり、背面がこの部屋に除いている。通常ならばあまり見たくない部分ではあるが、ここに付いているコンプレッサー用のモーターが熱い。ここに触れるようにホーロー容器と袋を置く事で結構暖かい状態が続いてくれた。ホカロンがなくなってからはこれで良い事にした。

 

 

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それから発酵熱は次第に下がり、10日目で、ほぼ室温に。ホーロー容器の上の新聞紙の上から触っても暖かくはない。その時の写真がこれです。既に底の一部程度になった。葉脈の部分は繊維質で残っているが葉の部分は発酵して駆逐され、団子状に。ややべたべたした感じがし、アンモニア臭は依然と残っている。

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あんなに容器一杯あった乾燥葉はこれしか残らないかという感じだ。堆肥作りもこれと同じだろうけど、改めて大変さがわかる。

プロが大量にやる時には70℃にも上がり、3カ月もかかるという。今回は高々250gであり、10日の中で観察される現象はすべて見えたので、同様のものができたかと思っている。さあ、次はこれの乾燥して終了です。