革エプロンおやじ

おやじのポケットの中身を紹介していこう!

皆さん、こんにちは。革エプロンおやじです。

還暦を迎えたおやじのポケットの中身を紹介して行きます

男性目線からの生活の楽しみ方になりますが、女性ブロガーも歓迎です。

沢庵の1か月お誕生日

大根ツリーで始まった沢庵作りは12月29日に樽の中にぬか等にまみれて静かに熟成期間に入りました。

2週間ほどした時に一度食し、塩分が多いかなと思い、残っていたぬかを足しました。

そうしたら、1週間ほどして気が付いてみるとぬか臭からエステル臭つまりセメンダインのようなとても食べ物とは思えない臭いを発するようになりました。

何やら別の反応が起きている感じ。

これは以前にぶどうの発酵の時に感じたエステル臭と差がない。

塩分を希釈するために入れたぬかでしたが、それがアダとなったようです。

仕方なく、塩を二つまみ程度を追加し、樹脂の蓋をやめ、新聞紙で覆うにしました。

沢庵樽置き場である階段の上は臭いねという批判に耐えて。

それを経て、樽漬け1か月のお誕生日を迎えました。

樽漬け1か月が沢庵ができる期間とあるので。

セメンダイン臭が消えて、糠みその臭いに戻りました。

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樽の中の様子

沢庵を樽の中から取り出した様子です。

水分も出て、シナシナです。黒く見えるのは風味付けに入れた昆布です。

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断面写真

周囲は黄色に変色していますが、中心はまだやや白いですね。

前にも言いましたが、この黄色はウコンでありターメリックによるものです。

インドで育ったカレーと日本で育った沢庵に同じものが使われているのが面白いね。

噛むとパリパリとした沢庵音。塩分も落ち着き、味がなじんできました。

ただ買ってきた沢庵の沢庵味や黄色感が一般的なのか、おいしいのかは私にはうまくわかりませんが、味や色についてもシンプルな自然な漬物の感じがします。

沢庵を作ってみると干し大根の糠みそ漬けなのねというのがわかる。

現在、この中に6本の沢庵が収まっています。

現状らっきょも一年間をかかって食べ、必然的に次の世代の試食にはオーバーラップをしています。

そのライバルもいるので、6本が無事食べ終わるのに何度の1か月お誕生日を迎えるでしょうかね。

沢庵の成長と変化を楽しみつつ、樽の中の環境維持に真摯に取り組まなくてはなりません。