革エプロンおやじ

おやじのポケットの中身を紹介していこう!

皆さん、こんにちは。革エプロンおやじです。

還暦を迎えたおやじのポケットの中身を紹介して行きます

男性目線からの生活の楽しみ方になりますが、女性ブロガーも歓迎です。

落とした掛け時計の復活

年末の大掃除になると普段無視している部分も頑張って綺麗にしようとする。

リビングの壁に掛かっていた時計(写真)もその一つだ。

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修復時計

フワッとしたホコリ取りグッズが棒の先に着いたものは便利である。

それで下から擦っていたら、掛け時計は落下し、表のガラスが粉々になり破損した。この家を新築した時にお祝いにもらったものなので、復活させたい気持ちになった。

アクリルキボードでできるかなと思いホームセンターに行き、2mmのアクリルボードとアクリルカッターを入手した。

このカッターは、刃物というよりは角の尖った金属がついていて、ギコギコ築いてつけて、後は折るようにわるもの。写真にあるように今回のものは正12角形に切る必要がある。正方形に割るのはできるが、そこから角部(6時と9時)から2辺(7時、8時)を落とすのは難しかった。

レーザーカッターなら可能という情報を得て、ホームセンターにできるか聞いてみたが、そんな加工はできないと。

次にやったのが、薄いものなら歯のついた普通のカッターで切れるのではないか。

0.5mmのアクリルボードを入手。剛直性はなく、雰囲気はベコベコ。でも定規+カッターで折らずにそのまま切断ができた。よってまず図面に着手。R154mmの円に内接する正12角形を書き、各角をR30mmで丸くする。これができるかがポイント。厚紙としてカレンダーとコンパスを持ってきて作図して、型紙を作った。それをアクリルと重ねてマーキング+カット。R付けは、ややいい加減だが、なんとか時計のガラス部分にうまく収るものができた。

ベコベコだが。暫定的にはOK。

一方で、家を離れて大学でデザインをやっている息子に、大学のレーザーカッターを使えるのか聞いてみた。使えるよという事なので、2mm厚のアクリルボードで作成することを依頼した。

パソコンで、正12角形とRがついた図面を送ってきて、これで良いかとラインで送ってきた。もちろんOK。辺to辺の距離、RtoRの距離を更に確認してもらった。

もう忘れたかたと思っていたが、それを週末に持ってきた。

レーザーカッターで、図面データから1分以内でできる。Rを付けたまま切り出し、1周して終了。元板には保護の紙シートが両側についていて、それを含めて指定通りのフルカット。とてもクオリティが高い。もちろん時計にピッタリ収まった。写真は、それを収めた時の写真である。当たり前かも知れないが、道具の進歩でこんなに出来が違うものかと関心した。ガラスがアクリルに変わりはしたがベストの仕上がりです。恐らくレーザーはCO2レーザーだと思うので、ガラスでも切れたかもしれないが、これで満足です。

写真をやや奇異に思う人がいるかもしれないが、秒針がありません。初めはついていましたが、落としてから秒針が反対周り(左回り)するようになった。位置が悪いのかと何度かつけたり外したりしたが、それが直らず、やむなく外すことになった。構造上反転など在り得るのかも分からないが、そんな怪奇現象みたいな時計を見ているのも嫌のなので秒針を撤去する事にしました。でも時計は秒針の存在とは関係なく長針短針は正確に時を刻んでいるので、継続的に使う事にした。

折角出来上がったものを持って息子が帰ってくるのに何を食べたいかを聞いた。結構いろいろなものを作っていると聞いていたが、普段は食べないキーマカレーとぜんざいを希望してきた。そういうものをリクエストするのかと思い、あまり食べないであろう羊肉の串焼きと手羽中の焼いたものが副菜に加わった(写真)。

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串焼きは、中国の長春(東北部)に行った時に羊肉を小さく切ったものを串に差し、クミンの香りと塩分で美味しかったという私のリクエストで女房が作ったものだ。そんなもの日本で食べた事なくわからないといいつつ、ガス台のグリルで焼いて味の再現ができていて、美味しかったです。お薦めです。