ダークブルー革でのトートバックの作成
息子が大き目のマックのPCを持って通学している。初めは自分のであったが、研究室から支給のものにかわり大変のようだ。サイズ350mmx240mm、重量1.8kg。自分でもトートバックを持っていたが、これにPCを縦に入れるとPCの末端に力が集中し変形が甚だしという。かと言って現状厚い革を所有しているわけでもない。結局、2mmのダークブルー革で芯材と裏を付ける事で強度アップを図るようにトライした。そしてマチ幅が広いと変形が激しい事を踏まえ50mmマチで作る事にした。
よって、上部の幅と、下部の幅での差が少なく、中々カバンの開き幅が少ない。
持ち手は50cmとして作った事もあり、かなり全体が縦長。あまり見かけないサイズと形状だ。これでも肩にかけるとトートの尻部にちょうど手が添えられる長さだ。
こんな細いバックだが、中にはスマホ入れ、財布入れ、キー掛けようのD管を付けた。
使って見てもらわないと合格点かどうかわからないが、息子の反応が楽しみだ。
もう一つの私用のバック。前胴幅220mmの小型のもの。祝儀袋がちょうど入る冠婚葬祭用に使えるもの。書類は入れる必要はなく、他にはサイフ、スマホ、定期カード、鍵こんなものだけが入ればよい。黒ではないが、色としては様々な場面で使えそう。マチ部分にはD管を取付け、ショルダーにも対応して使用頻度を上げる事もできる。持ち手が芯革を内部4層で作り削り込んでこの形にした。やや大きいかなとは思っているが、青革を手すきでの対応だったので、ある程度大き目でないとうまく行かない。マチ幅60mmとしたのでもちろん自立する。地味かなと思うがこういうのがあればいざという時には便利かと思っている。