革エプロンおやじ

おやじのポケットの中身を紹介していこう!

皆さん、こんにちは。革エプロンおやじです。

還暦を迎えたおやじのポケットの中身を紹介して行きます

男性目線からの生活の楽しみ方になりますが、女性ブロガーも歓迎です。

温湿度計の災難への対応

昨年の夏から秋にかけて天候が思わしくなく、家でも何か天候になる目安が何かないかと思い、温湿度計と気圧計を購入してみた。

初めは玄関に両方をかけて計測開始。途中から気圧計は天気図と合わせても同様の計測ができるが、気温はだいぶ外気とだいぶ異なる事から、ベランダにかけ、室内から温度が見えるようにした。そうすると直射日光は当たらないし、室内からもカーテンを開けると読める。それは昼間だけではなく、夜でも室内灯を普通に点灯するとその明かりで読めるのでとてもよかった。

そのことによって、35℃になる暑い日も、冬の0℃を切る寒い日も測定する事ができるようになり、天候を客観的にわかるようになった。当然であるが。

それがある時に見ると下のような状態になった。

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えっ、左が通常の気温を測る温度計(DRY)です。右が湿球がついた温度計(WET)。下のガーゼが浸かる水ダメが本来ついている。写真を撮る時には既に外してしまった。

湿度を測る原理としては、大気が乾燥していると気化熱の効果が大きく、乾球に比べると何度か低くなり、左右の温度差から中央の換算表で湿度を見積もるという中学校の教科書に書いてあるものだ。これよりもっとデジタルで気温も湿度も表示するものもあるが、我が家にはパン教室で訪れる小学生などもいる為、この種のものが面白いとおもって購入だった。

写真を見て分かると思うが、右の温度計が板から外れていた。初めは、風が強い日もあったので割れたかと思って不安であったが、外れただけだった。ガラスの飛散物もなくホッとした。そしてよく見ると左の温度計も外れているではないか。更に板からガラス部を外してみるとそこにはメモリはなく、メモリは板側にしかない。確かに水温などを測る棒状温度計とは違う。どうしたら良いのかなと思った。そこで板部にガラスの上端が当たるところに凹んでいる点がある。ここに上端を合わせれば良いのだろうなと。そしてガラスを板に付けたり、外したりして分かったのは、上と下の抑えの金具がかなり緩んでいてこれでは落ちるなと思っていた。だから上端を板に合わせて金具の釘を軽くたたけば復活するだろうと。

そして、このやり方による復活で良いのかを確認するためにこのメーカーに電話をしてみた。状況は簡単に理解してくれた。温度計には墨線がついているのでこれを板の0℃のメモリと合わせて下さいと。確かに薄い線が見える。これを板に合わせて金具でおさるのですね?と聞くと、それは割れる危険性があるのでやめて下さいと言われた。木工用のボンドでつければ大丈夫です。金具は前に倒れた時に抑えるだけのもので、金具は始めからゆるく、固定するためのものではありませんと。普通の木工用の白ボンドで良いのか、ガラスでも着くかと質問したら、そうです、普通に入手できるものでオーケーとのこと。確かにガラス部分を触ると凸凹した感触があり、外で雨風に当たっていたのでガラスにダメージが入ったのかと思っていたが、それは木工用ボンドだったわけだ。

もちろん、墨線を0℃に合わせると上端も凹んでいる部分と丁度あう。加えて、ガラスを作る時にその都度バラツキもあり、0℃による検定を行い、後は板に固定する位置で調整する事ができるようだ。

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これが復活した温湿度計と気圧計です。ここまで来ると、こちらの思い付きだけで修復しなくてよかったと反省です。結局、二人の方が電話に出てくれて興味深い話に久しぶりに面白かったです。もう一つ言えば、木工用ボンドで接着したものに雨が当たれば剥がれるのは自明かなと。でもその時には直せる事も分かったし。そこで改めてメーカーのホームページを見てみた。あまり積極的に屋外で使用してはいけないとも書いていないなと。あくまでも自己責任の範囲での使用と考えています。