革エプロンおやじ

おやじのポケットの中身を紹介していこう!

皆さん、こんにちは。革エプロンおやじです。

還暦を迎えたおやじのポケットの中身を紹介して行きます

男性目線からの生活の楽しみ方になりますが、女性ブロガーも歓迎です。

今年のタデアイ、すくも

昨年に続き、今年も庭でのタデアイ栽培を始めた。

家で育てたタデアイで発酵建ての藍染をやりたいと思っているからです。

今年は徳島県城西高校からタデアイの種子を送ってもらい、それを育てている。

徳島県はこれの一大産地。この高校は、元農業高校であり、食物活用科で藍染関連の一連の事を教育の一環で扱っている。私が参考にしている藍染の本の中にこの高校の記載があり、種の配布を行っているという情報を得たので、返信用封筒を送り依頼した。

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一袋に10gと書いてあったが、こんなにたくさん使えるわけでもなく、

種を苗栽培用のポットに10粒くらいいれ、それを6ポットくらい作ったが、

まだまだ、山のように残っている。今は冷蔵庫に保存中。今年しか使えないようだが、

残りはどうしたものか。これを3月に植え、それが大きくなったところでゴールデンウィークの頃に庭に植え替えています。

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これが現在の様子です。6月の末に一度収穫をしてその後のものです。40~50cmくらいの育った時点で、土から10cmくらいを残して、上の部分をハサミで切って歯の収穫をしました。切ったほうは、茎から葉の部分をハサミで切って、ネットに入れて乾燥中です。手で触ると既にパリパリな状態。

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晴れた日には外に出し、雨が降ると家の中に取り込みます。植わっている時には若々しい黄緑色ですが、干した途端に深緑に変色し、インディゴブルーの存在が見えてきます。家の中に入れると緑茶のような爽やかな香りがします。昨年の夏に植えたのは神奈川の農協で購入した苗でしたが、今回のものの方が葉が大きく、1.5倍から2倍ほど大きい感じがします。送ってきたときの指導書には、土作り、雑草取り、肥料の事なども書いてあり、今年の方ができるだけそれに準じて栽培してみようと思っているので、栄養豊富な状態が葉の大きさに反映しているのか、種子の種類が良いのかはよくわかりませんが。

取り合えず、目標としては秋までに3度の葉の収穫をしたいなと考えています。

今のものは乾燥させた後は、袋に入れ、3度分までそのままに。

この乾燥葉の状態から水を加えて発酵させて、乾燥します。そうするとスクモという状態になります。

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秤の上に載った黒い塊がタデアイのスクモ。この時も3度の収穫をしましたが、

最後は170gですね。発酵させて糠みそ状態の時には結構な量、3~4リットルがあるとは思ったが、乾燥するとここまで減ってしまいました。まあ水分が飛んだだけですけどね。この状態の黒い塊は、固く石のようです。ここに消石灰の熱湯を作り、一気に溶かして藍染の開始になります。熱くなった時期が良いようなので、梅雨が明けた7月末あたりにはじめ、秋の涼しくなった10月くらいまでやっているかもしれません。オリンピック、パラリンピック衆議院選、ワクチンなどその頃は世間がどうなっていることやら今年の夏、秋がどうなっていることやらうまく見えませんが、こんな事で楽しめて行けたらと考えています。